More Books in Matsue

いまみや工房

 出雲国府跡や出雲国分寺跡、その国分寺跡から南に延びる天平古道と、その時代からの条里であろう田んぼの中の道がそのまま残る地域、恐らく、今の様子に近い集落だったのではないかと想像させる今宮の地。
 その一角に「いまみや工房」があります。
 そんないまみや工房にも曽田文庫の"More Books in MATSUE"にご協力頂きました。

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 いまみや工房の母屋は古民家。部屋を仕切る建具を全部はずし、広々とした空間には、工房の主の制作した生活雑器が飾られていますが、その中に何箇所か本が置かれています。
 本は、油が本職?で春陽会の会員でもある工房主さんですから幅広い芸術関係の本、教育にも関わっていらっしゃった関係でしょうか、幼児教育他教育関係も含めて雑多です。
 人柄が想像できて面白いですね。

120702imamiya6.jpg 古民家に本、また、焼き物と本、とてもよく似合いますね。それぞれ、今必要かと言われるとそうではないのですが、人生を豊かに彩る道具とでもいえるのでしょうか。ある意味では、成熟、爛熟した時代ですから、人生を彩る、豊かさの基盤を広く厚くする、そんなところに芸術も本も古民家もありますね。
 考えようによっては、農業もです。紹介する私も農業というか、家庭菜園を始めましたが、よほどの農家でない限り、農はそんなコンセプトでしか成り立たないのかもしれません。

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 そのいまみや工房に置く古書ですが、多くの本を見ながら、いらっしゃるであろうお客様を想像し、吟味とまでは行かないまでも、直感的に合うであろう本を選んでみました。
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 でもね、人の好みってわかりません。良くぞこんな本が売れる!と思える本を好んで集める人だっている(はず?)。
 駄本もありますが、良くぞと思う本を購入される方はそんな本には目もくれずです。本は、好みや生き方そのもの。いろいろな人生があるなあと楽しい想像をさせてくれます。


 いまみや工房さんは最近ピザ釜を設置されたそうです。へえ、こんなレンガを積んだだけで!~セメントで固められていませんで、ただ積んだだけです~ 
120702imamiya2.jpg 筆者も風の便りと、知人のFBを通して知っていましたが、焼きたてのピザは絶品だとのことです。どんな時に焼かれるのか、よくわかりませんが、教室などもやっていらっしゃるとのことですから、ピザも(^^ 食べに行きたいと思っています。ピザが食べたいというあなた!一度足を運んでみてくださいね。
 その際は、選りすぐった(笑 曽田文庫コーナーもぜひ。


 ちょっと疲れたな!そんなことをふと思うとき、いまみや工房の母屋を吹き抜ける風に身を任せ、気に入った本を手に取って、読むではなしに本の活字を追う。
 本の内容が入ってくるも良し、右から左に通り抜けるも良し、そんな贅沢時間を過ごさせていただけるであろういまみや工房は、曽田文庫と同じような時間が過ぎていく空間ではないでしょうか。


住所   松江市東出雲町大字今宮320
電話  0852-67-2898 (無難にやくや)
HP   http://kimachikun.blog113.fc2.com/

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