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応援団員による絵本「ルリュールおじさん」について

 さて今日はご存知かもしれない絵本「ルリュールおじさん」(いせひでこ作、理論社、2006)」のお話です。
 やはり「曽田文庫」の絵本コーナーに見つけました。
 私が新館でない絵本を紹介するのは、毎週日曜日のNHKラジオ第1放送朝7時32分に放送される「落合恵子さんの絵本の時間」に今朝取り上げられていたからです。

そして偶偶先日このMLで新刊紹介した栃折久美子さんの「美しい書物」にあった「ルリュール」を絵本の姿で詳しく教えてくれるからです。
しかし大事なことはこの「絵本」がルリュールの説明ではなく、本とは「貴重で、大切に扱うもの」「大事な知識や物語や人生や歴史がいっぱい詰まっている」ことを伝えてくれる点です。
子どもたちに「本は大切に」と口やかましく言う前に、まずはわれわれ大人が「なぜ本は人間にとって大事なもの」かを理解しなさい、と言っているようです。
 
またこの絵本は「読みきかせ」ではいけない、子どもたちが自分で読むように仕向けるようにしてほしい。
フランスの街角を描いた絵や、ルリュールをつくるおじさんの様子を楽しむのがよいです。
そして難しい言葉には「るび」が振ってあるので、国語辞典を片手に子どもと一緒に読むのが望ましいと思われます。
きっと何度も何度も読みたくなります。
次から次へと新しい絵本が出版され、子どもたちにせっせとそれを「読み聞かせる」、それだけが良い方法とは思いません。ひとりひとりが大好きな「1冊」を手にすることも大切ではないでしょうか。
 私もこの絵本を自分の蔵書とすることにしました。

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