「森鷗外と美術」
曽田文庫の玄関を入ってすぐ、
「応援団員おすすめの本」のコーナーがあります。
そこで美しい本に出会いました。
「森鷗外と美術」。
半透明の原稿用紙がカバーになっており、
まずその美しさに惹かれ、手に取りました。
中を開いてびっくり!
これは、展覧会の図録ではありませんか。
2006年に島根県立石見美術館(グラントワ)
で開催された「森鷗外と美術」展の図録だったのです。
鷗外がドイツへ留学していたことは知っていましたが、
留学中、軍務や研究の合間に美術館を訪れていたとは知りませんでした。
また鷗外が、帰国後に文学や医学だけでなく、
美術や演劇、都市論など多方面に渡る批評活動を行ったことも
この図録から知りました。
膨大な数の絵画や資料がカラー図版で納められ、
サイズもハードカバー小説並みなので、まるで小説を読むかの如く
森鷗外と美術との関わりや、明治の美術界が読み解けます。
図録と思えない図録。ぜひ手にとってご覧ください。
曽田文庫応援団員:うさぎ国民
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うさぎ国民さま
「森鴎外と美術」眼に止めていただき、持って行った甲斐がありました。
昨年、県立美術館で開催された「森鴎外と美術・交流のあった画家たち」
の時に購入し贈呈しました。
鴎外が、軍医や文筆活動をしていたことは知っていましたが、
東京芸術大学で人体解剖図の描き方の講義をしていたことは、
この展示会で知りました。
また期間中、美術館の中2階ホールで「山椒大夫」の映画も上映され、
丁度その時「児童文学を読む会」の方々が「山椒大夫」をテーマに選定しておられました。
(これは、偶然だったとのことでした)
本からは、いろいろなことがわかっきます。
それが、本の魅力でもありますネ。