Book Cafe「イタリア図書館紀行」

110709sota1.jpg 曽田文庫の至宝のような存在だった石富さん退職の後、錦織さんの八面六臂の活躍や応援団の皆様の真心のご支援をいただき、何とか今までの開館サイクルを維持できそうだと思えるようになってきました。
 そんな明るさが見えてきた7月9日、新スタッフの皆さんの歓迎食事会と宍道先生を講師にしたBook Cafe「イタリア図書館紀行」を開催しました。

 最初に、スタッフの子どもさんも交えた食事会の後、みんなで自己紹介。

 まずは、3人の新ボランティアスタッフを皆さんにも紹介しますね。

 岩成紀子さん とても小柄な二児の母。彼女の素直な明るさに来館者は癒されています。
 加藤慶子さん 残念ですがJICA派遣前の短期間勤務です。誠実、確実な事務処理は流石です。
 万場琴美さん 最年少の新スタッフで、一児の母。その可憐さは曽田文庫のアイドルです。

 紹介文は、曽田文庫便りに掲載した文そのままですが(^^ 
 ちょうど手がそろいましたので、その掲載した「曽田文庫便りNo.4」の発送準備も完了。来週早々には皆さんのお手元に届くのではないかと思います。

110709sinji.jpg さて、宍道先生のBook Cafe「イタリア図書館紀行」、宍道先生労作のテキストや写真、映像、ネットのWebサイトまでも駆使しながら、興味深いお話でした。

 イタリアの図書館事情、お国柄の違いだなあと思うのが、宮殿だったり、とにかく由緒ある建物が図書館として使われていること、PCは使われていますが、昔懐かしい図書カードがいまだ幅を利かしているところなど、こだわりだなあと思います。これって結構ステキですね。

 一方の私たちは、古いものを捨てて、すぐ新しいものに切り替えてしまう。住宅などはその典型かもしれません。
 先ごろお邪魔した古民家では、建物の中を風が通り過ぎて行く。外はうだるような暑さなのに、とても涼しいんですね。ひょっとしたら、クーラーも不要かもしれません。
 そんな先人の知恵が詰まった建築文化をいとも簡単に捨て去り、機密性を求めた建物にしてしまう。また、耐震化の名のもとに、伝統的な建て方を否定してしまう。行政も国民も一緒になってです。

110709sota2.jpg おっと、横道でした。
 イタリアの図書館は、勉強するところとの概念があるようです。だから、とても「閉鎖的」であると。
 そんなことから、イタリアの女性図書館人アントネッラ・アンニョリは「知の広場」という著書で、市民が集い交流する「場」として最も重要なのが「図書館」ではないかと言っているとのことです。
 だれでも気軽に出入りできるコミュニケーションの「場」としての「図書館」。

 もちろん、県立図書館の役割、市立図書館の役割、それぞれあろうかと思いますが、市民が集い交流する「場」としての「図書館」をもっと模索する必要があるかもしれません。
 そういう意味では、曽田文庫は、そして、「もっと本を街に!」というプロジェクトは、とても先進的かもしれません。

 最後に、島根大学の荒川先生から、曽田文庫でビブリオバトルをしよう!との提案がありました。
 曽田文庫応援団の若い人中心に、ぜひ実現しよう!とオヤジどもは意気盛んでした。

曽田文庫応援団員 おさむちゃん

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